事業内容

食に関する情報発信

会報誌『Betterhome Journal』での発信

紙からWebへ。さらなる役割も担って

1964年(昭和39年)に創刊した『月刊ベターホーム』。女性の生き方と日本の食文化を見つめながら、人々の生活をよりよくする情報を伝え続けてきた、食とくらしの生活情報誌です。お料理教室に通う受講生のバイブル的存在であり、全国の書店などでも販売するなど長きに渡り、小冊子で発行していました。

『月刊ベターホーム』
1964年『月刊ベターホーム』創刊号
『創刊50周年特別号』
2014年 創刊50周年特別号

2020年からは、世界中、どこにいてもいつでも楽しんでいただけるように「WEB版」として生まれ変わり、タイトルも『Betterhome Journal』へ。変わったのはその形態だけではありません。創刊から60年が経ったいま、その役割も変化しているように思います。「食べることは生きること」…調理技術を習得したり、食知識を学んだりすることは、老若男女のだれもが身に付けるべき生活技術となった現代社会。多様化も叫ばれるなか、「女性に向けた」という視点だけでは、伝えきれないものが多くあることを実感しています。
『Betterhome Journal』は、協会が社会に向けて主張を発信する媒体であるということは変わりませんが、多くの方に引き続きご愛読いただけるためにも「真に求められていることは何か」に耳を傾け、今後も多くの方にお役に立つ情報を届けられるように精進してまいります。

『Betterhome Journal』
2020年『Betterhome Journal』創刊号
『季刊誌としてリニューアル』
2022年 季刊誌としてリニューアル

「食で健康」をめざして、ホームページでの発信

ベターホーム協会は、2025年より「食で健康」をテーマに日本の食の課題を解決するため取り組んでいます。
現在、日本の食にはたくさんの課題があります。農薬・添加物・着色料・遺伝子組み換え商品など、私たち消費者にとって特に気になる食品の安全について、ニュートラルな立場で新しく正しい情報を発信します。

料理教室で使用する食材や販売する食品は、できるかぎり国産の信頼できる生産者のものを取り入れ、リアルな情報も合わせてお伝えします。
最初はお米。2025年5月から、料理教室で使用するお米を変更しました。千葉県大網白里市で低農薬の米作りを行っている「岩瀬ファーム」と提携。稲の成長や農作業の様子を動画でお伝えし、一緒に日本の米について考えるきっかけにしたいと考えています。

田植えの画像
千葉県大網白里市の岩瀬ファーム
稲穂の画像
料理教室で使用する千葉県産「こしひかり」

また、食品添加物について独自の調査を行い、調査結果を料理教室にいかし、ホームページでも発信していきます。一般財団法人ならではの中立的な立場での情報発信を行ってまいります。